こころに余裕がなくなったなと思ったら、旅に出るといい理由
旅先では、自分がもしここで生まれていたら、なにをしていただろうか?と都度思う。猛々しいアトラスの斜面を羊の群れをひき連れて歩く羊飼いのおじさん。いましがたアッツァイを運んできてくれたウエイター。なかなか値引きに応じてくれ…
旅先では、自分がもしここで生まれていたら、なにをしていただろうか?と都度思う。猛々しいアトラスの斜面を羊の群れをひき連れて歩く羊飼いのおじさん。いましがたアッツァイを運んできてくれたウエイター。なかなか値引きに応じてくれ…
モロッコの治安 だいたいにおいてモロッコ人はサービス精神が旺盛である。難しいのはそれが好意なのか、悪意によるものかの見極めだ。プライドが高い人が多く、それゆえ他人に対してフトコロが深いようにふるまう。路に迷えば、誰かしら…
モロッコ全土を半周したところでもっとも印象深かったのは、アトラス山脈が織りなす自然の景観と、絶壁の斜面にへばりつくようにある集落であった。もちろんシャウエンの青いカスバや、シェビ大砂丘のオレンジ色のサハラも素晴らしかった…
旅のハイライト、シェビ大砂丘へと向かう。 ガイド兼 運転手のヒシャムは、ジェフ・ゴールドブラム似のなかなかハンサム。砂漠へ向かうのに白シャツに細身のパンツに黒ジャケットを身をまとい、トヨタのランドクルーザーを操る。こちら…
アトラス山脈は偉大である。 2000メートル級の山脈が北アフリカ地域に鎮座するおかげで、モロッコなどマグリブ3国は、サハラ砂漠からの乾いた熱風を遮り、地中海からの湿気をしっかり受け止め、あたり一面に降雨をもたらしてくれる…
カサブランカ空港に到着したのは、自宅を出てからゆうに24時間を越えていた。そこから列車で街中まで行き、メクネスの中央駅につくまでにさらに4時間、タクシーでカスバの入り口まで連れて行ってもらい、そこからは歩いて予約してあっ…
どうした? 女にふられて、男を捨てたか? イタリアで女の子にフラレてモロッコまでいってきたと報告すると、友人たちはきまってそういった。「男を捨てる」というのはつまり、アレをちょん切る(性転換手術)ということである。モロッ…
サンレモに散った恋 30年前、イタリア人の女の子に恋をした。 いまにして思えば彼女にとってぼくは、何人ものボーイフレンドのうちのひとりにすぎなかったかもしれない。80年代なかば、ぼくと同じく外国人としてドイツで暮らしてい…
JATA(日本旅行協会)より、今年のゴールデン・ウィークの渡航先国別ランキングが発表された。 1位 台湾(昨年1位) 2位 ハワイ(昨年2位) 3位 シンガポール(昨年3位) 4位 グアム(昨年5位) 5位 タイ(昨年4…
日本航空と全日空の国際線航空運賃から、2016年4月1日より燃油サーチャージがなくなった。2009年秋ごろだったと記憶するから、実に6年半ぶりである。「安い」と思って予約しようとすれば、あとでサーチャージが加えられ「安く…
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