人相のいい人悪い人
十代のころ、自分の顔がキライだった。 良し悪しではない。ただ、キライだった。 鏡はよく見ていた気がする。 髪型が気になり、ニキビが気になった。 きっと、見てくれがすべてだったのだ。 そんなこと口が裂けても言えなかったけど…
十代のころ、自分の顔がキライだった。 良し悪しではない。ただ、キライだった。 鏡はよく見ていた気がする。 髪型が気になり、ニキビが気になった。 きっと、見てくれがすべてだったのだ。 そんなこと口が裂けても言えなかったけど…
1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. ヒーローに必要なもの それは「敵」であった
おなかがすくのはね、幸せな証拠なのよ まだぼくが小さかったころ 大好きだった叔母からそんなことをきいた。 何十年たっても、いまだに思い返すコトバ。 叔母はとうにわすれていたらしいのだけど。 このごろは 誰かに きょうなに…
「教えて。ここからどっちの道を行けばいいの?」 「それはそもそも、きみがどこに行きたいかによるね」 と猫はいった。 「どこでもかまわないけど・・・」 「だったらどっちでもかまわないさ」 『不思議の国のアリス』アリスと…
ぼくがまだ駆け出しの営業マンだったころ 人と会うのがイヤでしかたがなかった。 当時のぼくは感情がすぐに顔に出たし(今もかな?) たぶんそのことで、周囲に嫌な思いをさせた。 苦手意識というのは、なかなか厄介で…
「そのマフラー手編みでしょ、どうしたの?」 「ロンドンのマーガレットばあちゃんが編んでくれたの」 どこからか、そんな会話が聞こえてくるかもしれない。 手編みマフラーの注文ができるサイトがロンドンに、ある。 その名も「&#…
「どんなタイプの女の子が好き?」 など聞かれることはもはやない。 そういうものである。 恋愛適齢期なんかもうとうに過ぎた。 それでも、いつか聞かれた時に答えようと考えてみる。だが、この年くらいになると、ルックスとか性格す…
こんにちは、なおきんです。 ちょうど一ヶ月前のクリスマス。 友人の結婚式によばれ六本木へ。 ▲ 新郎のユースケと新婦の美佳ちゃん そこにはどこかでみた人たちがいっぱい。 芸能人音痴のぼくですら知ってる有名人たち。 みんな…
「ところで、カワイってなんだ?」 日本へ旅行してきた外国人からよくそんなことを聞かれた。 甲高い声で「カワイイ!」といわれるとビクっとするそうだ。 直訳すれば、英語でCute、ドイツ語ならSuessだろうか。 答えるのに…
ときたま もうどうしようもなく 意味もないことをしたくなります たとえば頭がぼんやりして ちっとも考えがまとまらないとき 朝方なのにちっとも眠くならないとき 脳は乾いたスポンジのように くしゅくしゅで頼りなく 目は、視覚…
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