先延ばしをするのは「いいわけ」を残したい心理から
ぼくたちは毎日幾つもの選択をしつつ暮らしている。 多くの選択の中からひとつを選ぶということは、他の選択を捨てるということでもある。10のうちひとつを選び、9を捨てる。選択することで、多くの可能性が失われる。はたして「自分…
ぼくたちは毎日幾つもの選択をしつつ暮らしている。 多くの選択の中からひとつを選ぶということは、他の選択を捨てるということでもある。10のうちひとつを選び、9を捨てる。選択することで、多くの可能性が失われる。はたして「自分…
「借金をする人は太っている人が多いんだ」 と友人Kがいうので、ぼくはあわてて「そんなこと言っちゃダメだろ」と制する。Kは大手銀行系の消費者金融会社に勤めており、金融会社は個人情報の宝庫でもある。Kは「ちがう、ちがう。個人…
1990年のある日 ぼくはドイツで、あるコンピュータ会社に就職した。 そして、2年目には会社でトップセールスマンになっていた。ドイツ語はたどたどしく、コンピュータはそれ以上に知らなかったぼくがである。なぜか? 最初はクレ…
日本はいま、タイブームに沸いている。 というより、自分の周りだけかもしれないが。 2016年はタイのチェンマイで明けた。 チェンマイがあそこまで素晴らしい場所だとは、50年あまり自分はいったい何をしていたんだ?と、焦燥感…
このごろ、久しぶりな人にあうたびに「仕事辞めたんだって?」「気楽でいいよなあ」などと言われる。そのとおりである。もしくは、そのとおりでないかもしれない。 ひとは誰しも「快適さ」を求める。または過大評価する。…
子供の心を持ちつづけるひと といえば聞こえはいいけど、中には「傷つきたくないから子供のままでいる」ような人がいる。恥ずかしながら自分がそうだったかもしれないし、そのせいか、そのようなたくさんの「大人子ども」に囲まれて苦し…
楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しいんだ。We don’t laugh because we’re happy – we’re happy because we laugh. 心理学者ウイリアム・ジェームスの名言であ…
なにが起こるかわからない時代 という言い方をよく耳にする。現在の混沌とした社会を評してのことなのだろう。とつぜんの大災害。日本海ににミサイルを打ち込む近隣国。猟奇的な殺人事件。給料は上がるんだろうか? こんなに国が借金が…
はじめて働いた場所はドイツ。 このことがその後のぼくの人生を大きく変えてしまった。まだ何色にでも染まる20歳そこそこの若造が異国で働き、異国の人と過ごし、外国人として生活するというのは、毎日がとても刺激に満ちている。なに…
会社を辞めてから、まもなく貯金がなくなった。 自分で書いていてもドキッとさせられるが、本当だからしょうがない。いくつか定期預金も解約した。「あんたそれで生活はどうするの!?」などと、家族が聞いたら卒倒しそうである。友人な…
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