「つながり」を消費する
みんな持っているのに自分だけ持っていないことの不安。 それを解消するために、まわりと同じものを買っていた時代がかつてあった。 昨今のような個人消費の時代では、もうその必要はなくなったと誰かが言う。 はたしてそうかな? と…
みんな持っているのに自分だけ持っていないことの不安。 それを解消するために、まわりと同じものを買っていた時代がかつてあった。 昨今のような個人消費の時代では、もうその必要はなくなったと誰かが言う。 はたしてそうかな? と…
「年当てクイズ」というのがある。 「おいくつですか?」「いくつにみえる?」というアレだ。 そもそもわからないから訊いているのに、質問で返すのもどうかと思う。 もちろん高めに答えて相手をムッとさせてもなんなので、たいていは…
少し前まで幸福だと思ったことがいったん実現してしまうと、幸福度は下がるのだという。 だからひとはいつも「幸せになりたい」といい続けるのかもしれない。 飽くなき幸福への追求。 幸福のまま長くいられないのは、人類にとっていい…
ぼくがもっとも不得意とする質問のひとつに、「あなたの趣味は何ですか?」というのがある。 これは本当に困る。 そしてたいていうまく答えられない。 そもそも「趣味」というのがわからない。 好きなもの? 多くの時間を割いている…
「ドイツの産業」と聞いて、まず頭に浮かぶのがクルマ。 ところが意外にも、ドイツは林業の国である。 クルマ産業の従事者は約70万人、対してドイツ林業での雇用は100万人。 まさに木こりさんたちが、地域経済を支える大きな柱に…
しあわせって 何だっけ 何だっけ・・・ 古いCMソングである。 ぼくはこのCMがことのほか好きで、今でもたまに口ずさむ。 とくに秋が深まるこんな時期には。 人は自分の価値観が変わってしまったことを、ずいぶん後になって気づ…
たとえば車を買い換えるとき、またはテレビを買い換えるとき、あなたはどんなふうにお気に入りの一台を決めますか? 詳しい人に聞く、店員に聞く、ネットで調べる・・・今の時代、手段はいよいよ事欠かない。 そんな時代にあってもぼく…
”人間は考えることが少なければ少ないほど、よけいにしゃべる” – モンテスキュー – 概して「寡黙である」ことを男らしさと考える向きは多い。 やくざ映画やハードボイルドで登場するヒーローは、たいて…
前にも書いたかもしんないけど、ぼくの周りには男女ともにわりとモテるタイプが多い。 「いかにも!」的なルックスを持つ人もいれば、「どこが?」的なルックスを持つ人もいる。 でもどちらもモテる。 彼らを見ていると、つくづく人間…
社会との関わり合いはそれぞれあるだろうけど、ぼくの場合は仕事である。 過去四半世紀にわたり働き続けてきた。 あらためて思えば、やっぱり長い。 ひとつのことをひたすらやり続ける、というのはぼくにとってはあこがれのスタイルだ…
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