瓶のブルース
今の時代、 以前よりずっと孤独でいることが難しい。 たとえ一人ぼっちで部屋にいても、 ネットでどこかと繋がってしまう。 知らず、常に誰かしらの意見や考え、 挨拶やひとりごとなどにさらされている。 しかもそれらはとてもリア…
今の時代、 以前よりずっと孤独でいることが難しい。 たとえ一人ぼっちで部屋にいても、 ネットでどこかと繋がってしまう。 知らず、常に誰かしらの意見や考え、 挨拶やひとりごとなどにさらされている。 しかもそれらはとてもリア…
人には「今日は元気が出ない」という一日がある。 あなたにもあるだろうけれど、ぼくにもちゃんとある。 そんな日は頭から布団をかぶってふて寝しちゃえばいい というわけにもいかないのが、つらいところである。 常にれっきとした理…
ふと気づくと「東京イラ写」の更新記事が900あった。 その前の「香港イラ写」の記事140を足し合わせれば 書いた記事の数は、いつのまにか1000を超えたことになる。 イラ写開設以来、6年と3ヶ月が経った。 日数を記事数で…
2011年も早5ヶ月が過ぎようとしている。早いものだ。 思えば21世紀になって、もう10年も経っているのだなあ。 「じたばたするなよ。せいきまつがくるぜ」なんて シブがき隊が歌っていたのが、ついこないだのことのようだ。 …
日本と同じく単一民族国家だったビルマ。 それを多民族国家に変えたのは、かつての宗主国、英国である。 理由はシンプルだ。多民族同士で争わせれば、一致団結して英国人に刃向かうことはない。欧州発、植民地政策の常套手段である。 …
朝、書こうとした記事を 夜、書き始めるとすごく陳腐に思え、やめる。 再び朝、やっぱり書こうと思うのだけど 再び夜、書き始めるとやっぱり陳腐に思えてしまう。 逆もある。 夜中書き上げた記事を、翌朝読み返してボ…
1973年のことを覚えているだろうか? もっとも読者の半分は「生まれてすらいない」かもしれない。 ぼくはその年の夏、ビルの窓ガラスに身体ごと飛び込み、全治2ヶ月の重症を負い(その時のようすはこの…
築地で打ち合わせをし、会社に戻ろうと日比谷線へ向かう。 けれども乗った電車は逆方向。乗り間違えたのだ。それもわざと。 なぜそうしたのか、自分でもよくわからない。 たぶん、郷愁を感じさせる夕暮れの風に背中を押されたのだ。 …
ブログになにを書こう? ほとんど毎回と言っていいほど、そのことに悩む。 どうしてみんな、スラスラ書けるのだろう? とりとめのない日常を、ふと気になる戯言をお題にして、 ねえ、ぼくはこう思うんだけど、あなたはどう思う? と…
80年代なかばのころの話である。 ぼくはペトラという女友達の部屋に招かれ、 ユーゴ人の友人ジョニーと共に遊びに行った。 季節は忘れた。ジョニーはロックンローラーで、 季節に関係なく黒い革ジャンを着ていたからだ。 すすめら…
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