夜と霧
読む時間もないくせに、本ばかり買っている。 今、同時に読んでいる本は1日あたり5冊。 通勤用、帰宅用、トイレ用、入浴用、寝室用。 さらに宅配される新聞もあるけれど、これはもうほとんど読まないまま捨ててしまっている。 資源…
読む時間もないくせに、本ばかり買っている。 今、同時に読んでいる本は1日あたり5冊。 通勤用、帰宅用、トイレ用、入浴用、寝室用。 さらに宅配される新聞もあるけれど、これはもうほとんど読まないまま捨ててしまっている。 資源…
「大人の女になりたい」 女性雑誌の定番タイトルである。 そうえいば、「大人の男」というのも男性雑誌の定番だ。 雑誌やメディアだけではない。 普段の会話の中でも「大人の○○○」という会話は日常的に頻度よく聞かれる。 でも考…
「なおきんさんはいつ寝てるんですか?」 会社の仲間からそう訊かれる。 仕事メールの発信時刻が午前2時だったり、夜明けの6時だったりするからだろう。 そして朝は普通に出社し、会議だの来客だのでびっしり夜までのスケジュールを…
「今年に入って暗いニュースばかりだね」 そんな会話が漏れ聞こえてくる。 そうかな? とぼくは思う。 「暗くないとニュースにならない」 そういうことなんじゃないか? 人は何かしら不満を持って日々暮らしている。 不安や不満を…
隣人でありながら、ぼくにとって韓国は遠い存在だった。 正直に告白すれば、好きじゃなかった。 かといって、これまでまったく韓国人と接する機会がなかったわけじゃない。 仕事上の取引があったし、飲食店で知ることも、それから韓国…
初めて「アカスリ」なる言葉を聞いたとき、正直ばっちいなと思った。 だって垢ですよ、垢。 不潔じゃないですか。 ここ韓国ではそんな「アカスリ」を商売にする人たちがいるらしい。 こともあろうに、他人の垢をタワシタオルでこすっ…
こんにちは、なおきんです。 無事、ソウルに到着しました。 前回来たのは、たしかソウルオリンピック開催の前年だったはずだから、なんと21年前ということになります。 早いものですね、あっという間です。 それにしても寒いです。…
「昔はよかった・・」 と言う年配者がいる。 それに比べ、いまの時代は利潤ばかり求めがつがつ働いてばかりでとても生活にゆとりがないと、そういうのだ。 いっぽう別のある人は 「いまの時代はほんとうにラクになった。モノは豊富で…
香港に着任したばかりの晩秋のこと、 当時のぼくは現地に友人などほとんどいなくて、ビジネスパートナーである相棒だけが、唯一心を許せる相手だった。 そして夜になるとヒマにかまけて二人でよく飲みに出かけていたものだった。 その…
昔のTV番組で、「よい子、悪い子、ふつうの子」というのがあった。 アレを見ていたほとんどの視聴者は自分を 「ふつうの子」に置いて、他のグループと比べては安心したり、不安になったりしたもんだ。 日本全体はまだ中流意識のニュ…
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