iPad mini は買わない。
あんな中途半端なサイズ。Appleらしくもない。
故スティーブ・ジョブズは「9インチがベストなんだ」と、7インチのiPadを製品化することを許さなかったという。大はiPadが兼ねる。小はiPhoneが兼ねるのだ。中であるminiはいらない。
以前ここにそんな記事も書いた。
ある日銀座に行ったとき、
ふらふらとAppleストアにすい込まれた。つい入ってしまうのなんでだろう? しかも気づけば展示品のiPad miniを手にとっていたりする。なんだこの非現実的な薄さは!それに側面のカッティング処理のみごとさといったら素晴らしい。これなら片手でがっしり掴んでも、指に跡がつかない。おまけにこの軽さ。スーツのポケットにはいるんじゃ・・・はっ
と気づいて、
展示品を台に戻し、あわててストアを出た。
あぶないところだった。
「どうせ買うんでしょ?」
「買ったら古いの譲ってください」
「アップル貧乏人」
周囲の声がこだまする。
買うべきじゃない。
頭では理解している。だが手は・・
あの感触を再び求めている。まるで
道ならぬ恋でもしたかのように。
気を取り直し、最寄り駅の八百屋で買物。
いつものバナナと豆乳を買う。「お客さん、いつもこればっかりだね」店員の、口ではなく目がそう言う。気配に押され、たまにはと缶チューハイも買った。
あれ?
袋の奥になんか入ってる・・
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