よく考えもせずつけたブログ名だけど、ここにアクセスするために、ヤフーやグーグルでわざわざ「東京イラスト写真日誌」と打ち込んでアクセスされる方は1ヶ月毎に600件。(ちなみに「なおきん」は208件)これは1日平均20件、年間で7200件ということになる。リンクをたどるのではなく、フルタイトルを入力してくれていることに、素直にうれしく思う。
ところでこのブログ名、なぜ日記でなく「日誌」なのか?とくに訊かれたこともないけど、答えてみる。ふつう、日誌といえば日記よりも業務的な内容のことをいう。「このブログのどこが業務日誌か?」などと違和感を覚える人もいるかもしれない。ちがう。実はこれ「日記」と「雑誌」をくっつけた自分なりの造語。日記のような雑誌のようでイラストのような写真付きブログ in 主に東京で更新、というわけである。くどくてもうしわけないけど。
というわけで、今回はあえて日誌風に書いてみる。
7月26日(金)はれ、気温27度
たまたまラジオで流れていた曲に「ひと聴き惚れ」し、すかさず曲名を調べアルバムをダウンロード。”WOMAN”というのがこのアルバムのタイトルだ。
裸でのけぞる女性の上半身の一部が写る、ちょっぴりエロいジャケット。シャーデーを思わせる歌声。なんて雰囲気のある柔和な美声なんだとちょっとびっくりするが、この声、男のものだと知って二度びっくり。
ライ(Rhye)というユニットで、カナダ出身のマイク・ミロシュとデンマーク出身のロビン・ブラウンからなる、なんと男二人のユニットなんである。言われてみれば、まあクリストファー・クロスの声に似てなくもない。この声にしてあの顔。あのときもびっくりしたものだ。
Womanだし、女性ジャケだし、高い美声だから間違いなく女性と思って全曲聴き終わってから、このユニットのことを知った。まるで、80年代終わりごろ東京ディズニーランドへデートに誘い、ビッグサンダーマウンテン滑走中、声で実はオカマだとわかったあの「トスカ事件」を思い出さずにいられない。
歌詞もなかなかすごい。
アルバム表題の”Woman”などは、ずっと「woman」を繰り返すだけだし、一曲目の”Open”の出だしは、「おまえの揺れる太ももに首ったけ」である。今月は4枚もアルバムをダウンロードした。
ここしばらく、「これぞ」という新曲を聴いていなかったから、新鮮で、耳にうれしい。オーガニックな楽曲が臓器に沁みてくる。
ビルのてっぺんに欠けた月。蒸し暑い東京にハイトーンな歌声がかげろうのように揺れる。心も揺れたかもしれないし、太ももだって揺らすかもしれない。
日誌というには・・
いつもと変わらなくなってしまいました。
すみません。
エロいジャケットといえばこれ。手で隠してるのに乳首が見えちゃってます。オアシス解散後、ノエル以外のメンバーで結成されたビーディ・アイのセカンドアルバム、”Be”です。ジャケ買いした人も多いのではないでしょうか?ミッドテンポの骨太なビートが心地よい。繰り返し聴いても飽きさせないスティッキーさがあります。でもオアシス時代の音からだいぶ離れましたね。唯一、”Soon come tomorrow”を除いては。
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