オマエが語るんかい!
など言われてしまいそうだが、今回はファッションについて語る・・と思ったのだけど語ることばがみつからない。やっぱり身分不相応。清潔でからだにあったものを着る。ぼくのファッション哲学なんてそれっぽっちである。
もうひとつある。
ファッションは礼儀だということ。相手への気遣いであり、相手をリスペクトすることである。相手に失礼のない格好をするのがファッションだ。ということをこれは歳をとってから思うようになった。
使えるお金の半分以上をふくや持ち物につかっていたころは、どうしても自分を飾りすぎることがあった。別の見方をすれば偽っていた。よくみせたい。バカにされたくない。自意識がそのままふくを着ていたようなファッション。あのときは奇抜な格好をしていながら「大人たちはみな、外見でレッテルを貼りたがる」なんてセリフを吐いてた。まぶしい季節である。まぶしすぎて、見えないものが多すぎた。
清潔でいるのも、からだにあったものを着るのも、あいてへの配慮だと思えばナットク。流行も追わないし、流行そのものがまずよくわからない。同じものを何年も着ている。何年着てもだいじょうぶなよう、素材と縫製には気をつかう。メーカーと原産地にはこだわらない。
それにしても服が少々きつくなった。
中年の王道を行っている。
最近のコメント