学生時代の男友達と20年ぶりに会った。
「最近どうだ?」「元気そうじゃないか」とひとしきり。
しかし「変わらないなあ」のセリフはついに言えなかった。
友人は変わった。 変わり果てていた。
年相応に出世はしていそうだ。 しかし問題はその外見。
20年の歳月は、確実に彼をむしばんでいた。
むっちりした体躯、それに全体的にくすんで見えた。
20年前の彼は本当にカッコ良かった。華があった。
久しぶりに会った彼にはそれがない。 残念だ。
かつての彼は、誰もがあこがれるイケメンであった。
あらためて思う。
中年男から漂う滅びの美学は、背中にこそある。
同じく貫禄は胴まわりにある。広くなった額にもある。
けれども、首まわり、アゴまわりのたるみに美学はない。
ただ、だらしなさだけがミストのように漂う。
加えてアゴのたるみは、男の声にも、滑舌にも影響していた。
いささか頭脳からキレをも奪っていた。
残念である。
50を過ぎてセクシーと呼ばれる有名人は多い。
彼らに共通するのはアゴまわり。
ここがすっきりしている。
同じ白いシャツから生まれるVゾーンにしても「たるみ」があるのとないのとでは真逆の印象を受ける。 知り合いの女性たちも似たようなことを言っていた。
過去記事にもあるように、ぼくが女性を前にして最初に見るパーツはアゴ。 顔のパーツの中で最もごまかしにくい部分である。
ゆえにアゴはその人を裏切らない。いい意味でも悪い意味でも。
首やアゴに脂肪が多くつくと、実は外見以上に危ないのが「睡眠時無呼吸症候群」。 眠りが浅くなり、睡眠中に酸素不足になるため、心筋梗塞や脳血管障害がおこりやすくなるというからコワい。
「そろそろ中年」てなかた、どうかご注意を。
いろんな意味で。
アゴノタルミ解消法
- できるだけ表情豊かにしゃべる
- 堅い食べ物をしっかりと噛んで食べる
- 適度にリンパマッサージ(朝・晩)
個人差はあるでしょうが、ぼくの場合、約1ヶ月でたるみがなくなりました。 それぞれ工夫しながらがんばってください。
あごのラインは一朝一夕で決まるものではない。
一日いちにち、時つれづれに堆積していくものなのだろう。
10年後の自分がどうなのか、アゴはその答えを知っている。
たるみ始めてわかる
アゴはなが〜い友だち
ロング ロング タイム アゴー
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