前にも書いたかもしんないけど、ぼくの周りには男女ともにわりとモテるタイプが多い。
「いかにも!」的なルックスを持つ人もいれば、「どこが?」的なルックスを持つ人もいる。 でもどちらもモテる。 彼らを見ていると、つくづく人間って捨てるところがないなあ、と思う。
「どこが?」的ルックスなのにモテる人物に共通しているのは、「あいてをほめるのがうまい」ということ。 つまりルックスで「目に心地よく」させる代わりに、ほめることで「耳に心地よく」させているのだ。 なるほど、捨てるところがない。
「ほめる」には、大きく分けて2種類ある。
たとえば、美人に対し「キレイだね」といったり、身長の高い人に「背が高いね」といったり、インテリの人に「頭がいいね」といった、本人も自覚している美点をあえてほめる言葉。
心理学では「自己確認」などというらしい。 これがひとつ。
もうひとつは、美人に対し「ステキな声をしているね」といったり、身長の高い人に「かわいらしい爪だね」といったり、インテリの人に「髪をはねる仕草がセクシーだね」といった、ちょっと予想外な部分をほめる言葉。
これは心理学で「自己拡大」という。
「誰も見つけられなかった長所を、自分だけが見つけてほめる」 というのは、やっぱり相手にとってインパクトがあるものだ。
「ほしのあき」ばりに胸の大きな美女に対して「大きな胸ですね」といっても、たぶんうんざりされる。 場合によっては、はたかれる。 それより、会話の中に「表現力のうまさ」を見つけ、そこを誉めれば好印象。 「よくそんな難しい言葉を知ってますね」というのもいいかもしんない。
本人も含め誰もが認める長所にはあえて触れず、それ以外の美点を見つけてほめるのだ。 相手も喜ぶし、「自分だけが知っている相手の魅力」を手中にできるというのも悪くない。
いかにもな「お世辞」をべらべら言う人を、あなたもぼくもきっと気に入らないだろうけど、「センスよくほめること」は人間関係のよい潤滑剤となるはずだ。 おそらくは苦手な人を苦手でなくし、振り向いてほしい人間を振り向かせることと思う。
相手をほめる行為は、好意へとつながりやすい。
そのことはおそらく相手も同じである。
★ なおきんの「これが欲しかった!」 Wacom 新型Bamboo
頸椎を痛めて以来、クリックをするたびに右手に激痛が走るぼくにとって、マウスは天敵。「故にペンタブレットを使うようになった」というわけなのですが、キーをたたくたびにペンを持ち替えるのは捜査上めんどくさい。ずっと前から「指先でもつかえるペンタブレットがでないかなあ」と心待ちにしておりました。そしてついにWacomから新型Bambooとして登場。 指先で思いのまま扱えてとっても便利! MacでもWindowsでも使えます。 おすすめ!
△ iPhoneのように二本指を広げて画面を拡大したり、フリックできたりします! ああ、ステキ。右手の負担を少しでも軽くするため、操作はすべて左手で。
相手をほめることで自分の徳も高められます。徳は人を惹きつけます。プラス循環ですね。
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