こどものころから本が好きで、本屋が好きだ。
図書館はあまり好きでない理由は、たぶんインクのかおり
それが印刷されたあたらしい紙の匂いこそが好きだからだ。
図書館にはそれが希薄であるような気がしていた。
ネットがどれほど普及しようと、
印刷されたものへの愛情とリスペクトは変わらない。
とはいえ、やはり紙にも限界がある。
小説などはじっくり紙で読みたいけれど、
情報収集のための読書や閲覧は、強力な検索ができたり、
並べ替えなど自在にできる電子版が便利だ。
新聞・雑誌等は、保存性もふくめ電子版がやや有利だ。
本日よりスタートした「日経新聞電子版」を試してみた。
従来の「NIKKEI NET」は紙版の3割程度の情報量に対し、
新電子版は、朝刊、夕刊、PLUS1の記事のすべてが読める上、
紙版にはない専門情報「セクション」が閲覧可能。
△ リニューアルした日経新聞電子版トップ
△ 全ページが閲覧可能、「斜め読み」で見たい記事ごとに移動し
△ 「WEB版で読む」をクリックすれば記事全文がテキストで表示
△ 「印刷」をクリックすれば選択された記事のみがプリントされる
△ 朝刊、夕刊のほか別冊PLUS1も閲覧可能(写真はレシピ部分を拡大)
△ こちらケータイ版、これまでのケータイニュースとは中身の深さが違う
なお、有料版は月額4000円。
これを高いと思うか妥当と思うか、安いと思うかはあなた次第。
ぼくは妥当と思い、さっそく有料版を申し込みました。
有料版は無料版に加え、
なんてツールが使える。 使えば使うほど自分にとってますます使いやすくなるといった感じだ。
日経新聞社によると、さらにiPhoneやスマートフォン、電子ブックリーダー、デジタルテレビでも閲覧できるよう対応中とかで、こちらも楽しみである。 あくまでも「ネットニュースは無料であるべき」という読者を、「たとえ有料であっても紙面並かそれ以上の情報や利便性」というメリットを感じさせられるか同社の取り組みに注目したい。
こんなふうに新聞も電子版が充実してきたけれど、ラジオも負けてはいない。 ついに日本でも、民放ラジオ局によるインターネットラジオが試験放送された。
ネット放送自体は15年前からあったが、ラジオ放送と同時配信であり、しかもオンエア中にかける音楽もそのまま流すというのは、はじめてではないだろうか。
ラジオで聴くより音ははるかにクリアで音質もいいです。
ちなみに関東では、AMキーステーション4局とFM3局。
聴ける地域とそうでない地域があると思います。
(本来なら海外からも聴けるといいんだけどね・・)
ことしは日本も一年遅れて電子出版元年、はたして・・
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