こんにちは、なおきんです。
お変わりありませんか? 大アリですか? 無理もありません。
ぼく自身も、意識こそしなくとも確実になにか変わりました。
それから「兆しと絆」が自分の中で、赤く点灯しています。
ここしばらくお固い記事で、引いてしまったあなた。
読み飛ばしたあなた。コンセントを抜いてしまったあなた。
机に突っ伏して寝てしまったあなた。だいじょうぶです。
人生とはそういうものです。愛はかげろうなのです。
バッターを空振りさせるため、投手はわざと外すのです。
外したあとで勝負球でストライク!というわけですね。
ぼくにはそんな勝負球がないのがあまりに悲しい現実ですが。
このごろは、自宅に戻ると呆けて、ぼおおっとしています。
日本は元気かな?と、思わずテレビをつけてしまう始末。
そこでふと気づいたこと。以前は必ずいたはずの
「ピースサインする子ども」が見られなくなったこと。
ピースといえばワンピース。
女性のワンピース姿というのはなんともいいものです。
でも昨今、ワンピースといえばアニメのことなんですね。
通算2億冊も売れている漫画なのに知らなかったの!?
などと周囲からいわれて、浦島気分。
もとい、ピースサイン。
あれやってるの、むしろおじさんおばさんたちです。
カメラを向けられるとつい、やってしまってますね。
元気が無いときは、指を折り曲げて表現したりもします。
日本では「Vサイン」ともいいますね。
たぶん、白黒番組ドラマ『サインはV』が発祥かと。
日本人だけかな?と思ったら意外と外国人もやります。
もと英国首相、チャーチルのそれは有名ですね。
なるほどビクトリーの”V”かあ、などと納得したものです。
同じVサインでも「裏Vサイン」だと違う意味になります。
相手を侮辱するから、やっちゃダメだとたしらめられるも
『マイウエイ』を歌うシド・ビシャスがそれをやるのをみて
カッコイイ!としびれ、18のとき、初のロンドンでそれをやり
あわや半殺しの目に遭いそうになりました。
ぼくは特に物事をカラダで覚えるタイプ。でも命はひとつ。
これじゃ身がもたない。なぜ裏Vはやっちゃダメなのか?
たまたま入ったアイリッシュ・パブでそのことを聞いてみた。
どうやら起源は100年戦争にあると。
ジャンヌ・ダルクも登場した英仏戦争。始まったのは1337年
日本では足利尊氏が室町幕府が開いたばかりのころでした。
ロビン・フッドに象徴されるよう英国の弓兵はそれはそれは強く、
フランスの兵士たちは、この矢にずいぶん苦しめられたといいます
恨み骨髄、このため仏軍は英軍の捕虜をとるたびに、
二度と弓が引けないよう、右の人差指と中指を切り落としました。
ひどいことしますね。
まあそれほど恐れられていた、ということなんでしょうけど。
▲ オレルアンの女神と言われた、ジャンヌ・ダルク、なぜかトップレス
以来イギリスでは、相手を挑発するときは「裏Vサイン」。
捕虜になんてなんねーぞ、ほら指もこのとおりだよーん
と指を2本、立てて見せ、「やれるもんなら、やってみそ」
とアピールしたとうわけです。
なるほど、だからぼくもヤラれそうになったのか。
同じく指で表すサインで想起されるのは、OKサイン。
かつて薬屋でコンドームを買うときに使ったりもしました。
恥じらいゆえのOKサイン。むしろ恥ずかしかったのでは、と。
実はこれ、ただのスペルミスだと聞いてがっかり。
“All Correct”といいたいところを”Oll Korrect”とやってしまい
”OK”になったという。
イマドキそんなまちがい、日本の中学生だってやらない。
いったいどこのバカだ?と思ったら、米英戦争時のカリスマ州兵、
アンドリュー・ジャクソンが使い始めたんだそうな。
その人気を武器に米国上院議員にまでなった人で、所属は民主党。
カリスマと言われたのだ、相当な功績を残したんだと察しがつくも
殺した相手は英軍に与したチェロキー族などインディアンばかり。
ほとんど民族浄化ばっかりやってたというわけです。
なんだかOKサインが出しにくくなってしまいましたね。
でもこのジャクソン氏にもう少し教養があったなら、
“OK”は”AC”になっていたというわけです。
ぽぽぽぽーん!
(このオチ、海外組にはわかんないだろうなあ・・)
▼これがそのCMです
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