そういえば「ブラ男(ぶらお)」はどうしたのだろう?
少し前に流行ったブラジャーを付ける男たちのことだ。
試しに下着メーカーが男性用ブラを発売してみたら、これがけっこう売れたという。いまでも売れ続けているんだろうか?
さて「ブラ男」はただの変態さんなのか?
見た目はもう、まちがいなく変態さんである。
クールビズな時期にはシャツから透けてしまうにちがいない。
羞恥に耐えれるのか?ていうかその前に鑑賞に耐えられない。
ワイシャツの 汗で張り付き 透けるブラ
人から聞いた話によれば、ブラ男には二種類いるという。
着用することで性的興奮を得る人と、そうでない人だ。
そうでない人?
こっちのブラ男は変態さんではないのだろうか?
ブラ男はいわゆる「服装倒錯者」に違いないが、
かといって必ずしも同性愛者ではないそうだ。
確かに考えて見れば、ゲイたちは男であるがゆえに惚れあう。
わざわざ関心の薄い女性の格好をする必要はないのだ。
変態さんでもなければ、ホモでもないブラ男。
では彼らはいったいなんのために女性用下着をつけるのか。
いろいろ調べているうちに(調べてんのかい!)わかったのは
彼らは女装をすることで興奮するどころか、むしろリラックスしたり、安心するらしいのだ。
逆に男装(というかこっちが普通なのだが)すると、緊張したり不安を覚えたりするらしい。試しにうつ病のオジサンを女装させたら治ったというウソのような話がある。
ブラ男にはどうやら、子供から大人になる成長過程で、たまたま男らしさを身につける機会を失った背景があるらしいのだ。
わかったような、やっぱりよくわからないような背景である。
だけど、「男らしさ」というのは自然に身につくものではないだろうことはわかる。こどものころ父親と同一視したり、ヒーローや偉人などカッコイイ男を真似てみたりしながら学ぶのだ。「男らしさ」を。
いまカッコイイ男たちは減っているのか、増えているのか?
明らかに増えているのは女装した男たち。
たまにテレビをつければ、そんな人たちばかりが目立つ。
いま子供たちに「男らしさ」を教えているのはダレだろう?
「男らしさ」を教える大人たちが、今の日本には必要だ。
そう思いませんか?
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