ここ10年以上、悩まされていることがある。
右腕の痛みだ。
7年前に頚椎を痛めてからさらにひどくなった。
マウスクリックをすると激痛が走るようになり、しかたなくワコムのペンタブレットをマウス替わりに使うようになった。そのことをきっかけにイラストブログを開設したのだから、運命というのはよくわからない。
パソコンをマックに替えたきっかけも、実はマック標準のトラックパッドがペンタブレットよりもさらに手に負担をかけないことを発見したからだ。新OSになってからはジェスチャー操作のおかげでさらにラクになった。その反動からか、いまではウインドウズの画面を見ただけで腕が疼く感じがする。
マックでも避けられないのがキーボード入力。
文字を打つだけでも手が疼き、肘が悲鳴をあげる。
打つスピードもかつての半分ほどになってしまった。
ある日、医者に診せた。
『肘部管症候群』の疑いがあると言われる。
傷んでいるのは筋肉ではなく、根管内を通る腱であると。
これが神経を圧迫させ痛みを起こし、指をしびれさす。
「キーをあまり打つな」と医者はいう。
「治す薬は休養です」続けて「それから定期的な肘と手のストレッチをしなさい. 柔軟性を回復させ、それを維持する働きがあります」
なるほど。
どうやらマウスをペンタブに替えたり、
ウインドウズをマックに替える以外にも手はあったのだ。
ぼくと同じような悩みを持つ人もいらっしゃると思うので
以下にストレッチの方法を記しておきます。
ぼくのようにひどくならないよう、くれぐれも気をつけて。
それぞれゆっくり1,2,3と数え、10回程度行う。
テニスやゴルフをやる人も同じ症状になるそうなので
やる前と後にこのストレッチをすれば事故防止になります。
伸ばし、曲げ、押す、繰り返す。
残暑が厳しいですが、どうかお元気で。
ペンタブレットに使うペン先の芯も用途に応じて付け替えをしてます。これだけで滑りが違ったり微妙なタッチが変わるんです。ていうか芯は消耗品だから、ほおっておくと線にノイズが混じっちゃうんです。なかなかこれはこれでめんどくさいですね。
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