目薬を買う。
今年、なんど買ったかわからない。
すぐになくしちゃうからだ。
数滴つかって、なくす。
数滴のために、数百円。
たぶん1滴あたり100円。
たまに、なくした目薬を見つけることがある。
でも、いつ買ったのかわからないし
古い目薬をさすと目に悪そうなので捨てる。
そうしてまた新しい目薬を買う。
たった数滴のために。
どうせなくす、目薬を。
たいてい同じ目薬は買わない。
少し迷って、はじめてのものを買う。
いったいなんの理由があって
こんなに沢山の種類があるんだろう
と思いながら、ひとつ選んで、買う。
数日前からつかいはじめているのは
『ロートゴールド40』という目薬。
成分にタウリンという文字をみつけ、買った。
それが目にどういう効果があるのはしらない。
本質的にぼくは目薬が好きじゃないんだと思う。
人間には涙というものがあるのに、
目薬なんかに頼っていいのか?
という罪悪感に責められたり、ね。
そうやってあなたがなくしたものは
あなたの身代わりになくなってくれているのよ
そうだれかがいう。ならばぼくの
いったい何の身代わりになったのか?
この目が、ふだんからあまりにも多くの
汚れた世界を見ているせいだろうか。
そんな目を浄化し、汚れごと目の前から消える目薬。
いつも犠牲になってくれてありがとう。
他によく無くすもの。傘。
傘もまた、そうなのか?
■ プリンターが慎重に新調されました
フェラーリのように真っ赤なプリンター。「あかいプリンターがあってもいいじゃないか」そう言い残し、立ち去ろうとする、ちびきちのしっぽが写り込んでしまっています。シャアか、おまえは。
iPhoneやiPadから直接無線で印刷できるのがいいですね。ともすればデジタル保存のみされがちの写真。こうして額に入れればそこはもう、アナログの世界。ウェルカム・バック・トゥ・アナログ
最近のコメント