こんにちは、なおきんです。
おかげさまをもってこのブログ「東京イラスト写真日誌(イラ写)」は、2005年2月に開設された「香港イラスト写真日誌」から数えて12年が過ぎました。途中、なんども更新をやめようと思いましたが、きょうもアクセスいただいているあなたからの支援もあって、続けることができています。あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
開設した2005年初頭は、まだフェイスブックもスマホもありませんでした。SNSでいえば、ちょうどミクシーの有料サービスが開始された直後であり、YouTubeが産声をあげたころでした(翌年、Googleによって買収)。商用インターネットがサービスを開始してから10年目であり、ADSLによるブロードバンド接続が家庭にまで普及したころと重なります。その後スマホが登場し、瞬く間にネットの環境が変化していきました。24時間ネットに繋がっているだけじゃなく、いつどこにいてもネットに繋がる端末をもちあるくようになりました。ひとびとはいま、人類史上もっとも長くネットコンテンツに触れたり、友人らとやりとりをしています。
ぼく自身もいくつかの変遷がありました。住み慣れた香港を離れ、経営していた会社を他人に譲りました。その後、東京で10年近く管理職としてサラリーマンをやり、そこから独立しました。世界のどこにいても働ける環境を作り、1年の半分を旅しながら暮らしています。
今となっては信じられませんが「イラ写」はかつて、毎日更新されていました。コメントは平均40〜50もついていました。訪れる人はネット検索で偶然見つけたというよりは、紹介やブロガー同士の交流によって知り合うことが多く、ほとんどのユーザーはほぼ毎日アクセスされていたように思います。常連ばかりが通う、大通りから少し奥まった場所にひっそりと立つ小さなカウンターバー。開設当時のイラ写はそんなイメージでした。今もそのイメージに変わりはありません。たぶんこれからも変わらないと思います。
記事の内容は、あいかわらずジャンルに一貫性はありません。この一年に限っていえば、旅日記やライフスタイル系のカテゴリーが多かったように思います。社会性のあるトピックが相対的に減ってきたので、ここ数ヶ月でばたばたと加えてみました。硬い内容でもゆるいイラストで中和させるスタイルは、従来のままです。
今月(2017年3月)より13年目に突入しますが、引き続きご愛好のほどよろしくお願いします。
春一番が吹いたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。どうか風邪などひかないよう、ご自愛くださいね。
2017年3月
なおきん
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