初対面ではアゴを見る。
それが自分でも不思議だった。女性とすれ違いざまにちら見するのもアゴである。横からのほうが形がわかりやすいからだ。アゴフェチなんだろうか?と思い悩みはしないが、だいぶ昔イラ写でそのことを書いて以来、すっかり変人扱いである。ひとそれぞれなのに。
目は口ほどモノを言う。なんてことをいう。とすれば目は口以下ではないか。むしろアゴである。そこには知性が表れ、その人の素性がでると思う。ついでにいえば、お尻のかたちまでわかる。それでかと、先日読んだ本に合点した。そうか、そうだったのか!
アゴと尻はつながっていると、医学博士の佐藤富雄氏は著書でいう。そしてアゴをひきしめたいのなら、ヒップアップが欠かせないのだと。ヒップアップをめざすなら太ももを鍛えること。侮りがたし太もも。太ももの大腿二頭筋はヒップの大臀筋につながっていて、上部をたどっていくとアゴまでつながっているのだ。つまり・・・
- 太ももをひきしめる
↓
- おしりが上がる
↓
- アゴまわりがひきしまる
太ももをひきしめるのに効果的なのはウォーキングだと佐藤博士は言っておられる。ご自身は80を超える高齢だが、30年ずっとウォーキングをやっているおかげでいろんないいことがあったんだそうだ。歩き始めて15分でセロトニンが分泌される。別名「美容ホルモン」、これが太ももをひきしめヒップアップに効果的なんだとか。そしてアゴまわりもすっきり小顔!というわけである。ほんとうだろうか?
たぶん本当だと思う。
アゴが垂れれば、尻も垂れるのだ。引力なんだからしかたない、とあきらめるいっぽうで整形でもしようかと考えるのなら、なんだか本末転倒という気がしないでもない。毎日30分くらい連続でウォーキングをしていれば、尻も上がればアゴも上がる。ついでに運気も上がるかもしれない。
それにしてもアゴを見たつもりが、尻を観察していたとは自分でもびっくりである。変人というより変態であった。どうもすみません。
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