朝日誤報、で教科書は?

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朝日新聞の訂正とお詫び。

この国のマスコミはいま、新しい局面に入ったと思う。
世界中に建てられている慰安婦像は12歳の少女をイメージしているが、これも「12歳の少女まで挺身隊に駆り出された」という話が根拠である。挺身隊は慰安婦とは違うと訂正されれば元も子もない。世界の良識に耐えられなくなるはずである。

中国や韓国と距離をおけば、いろんな膿が出る。反日ばかりではご飯が食べれなくないことを学んだ両国。その先鋒を担いだ一部メディアもまた然り。この先、世界に散らかった誤報のゴミをひろい集め、浄めるのはただ事じゃない。オールジャパンでいきたいところだが、内なる敵こそもっとも手ごわいものだ。

たとえば子どもたちが授業でつかう教科書。

日本で使用されている歴史教科書は中学生向けが7冊、高校生向けが15冊ある。1982年、朝日新聞が最初の従軍慰安婦についての誤報を流布されると、まもなくすべての教科書に「従軍慰安婦」の記述が載った。おかしくないか?そう疑う文部大臣は更迭され、時の中曽根首相をして「吉田清治さんがおやりになっていることは非常に尊いことであると思います。今初めてお聞きいたしましたので、よく調べてみたい」と言わしめた。たかが新聞、されど新聞である。

とはいえさすがに義務教育に「慰安婦」はないだろうと、その後中学生向けの教科書からは削除された。いっぽう高校生向けのものはそのまま残り、いまも15冊のうち13冊に記述がある。

東京書籍
  • 日本史A

日本の植民地や占領地では、朝鮮人や中国人・フィリピン人・ベトナム人・オランダ人など、多数の女性が「慰安婦」にかりだされた。

慰安婦として戦地に売られた植民地や占領地の女性も少なくなかった。

山川出版社
  • 現代の日本史A

慰安婦として戦地の慰安施設で働かされた女性たちもいた。

  • 日本史A

戦地に設置された「慰安施設」には、朝鮮・中国・フィリピンなどから女性が集められた(いわゆる従軍慰安婦

戦地に設置された「慰安施設」には、朝鮮・中国・フィリピンなどから女性が集められた(いわゆる従軍慰安婦

朝鮮人女性などの中には従軍慰安婦になることを強要されたものもあった。

記述なし

実教出版
  • 高校日本史A

植民地や占領地では、日本軍も設置や管理に関与した慰安所に、朝鮮人を中心に、中国人・インドネシア人・フィリピン人・オランダ人などの多数の女性を、日本軍兵士の性の相手である慰安婦として動員した。

  • 新日本史A

朝鮮や台湾、中国、インドネシア、フィリピン、オランダなどの多数の女性が、日本軍兵士の性の相手をする「慰安婦」として戦場に送られました。

植民地や占領地では、日本軍も設置や管理に関与した慰安所に、朝鮮人を中心に、中国人・インドネシア人・フィリピン人・オランダ人などの多数の女性を、日本軍兵士の性の相手である慰安婦として動員した。

多数の女性が日本軍兵士の性の相手として慰安婦にされ、中国、フィリピン、インドネシアなどの前線や沖縄などに連行された。

清水書院
  • 日本史A

女性の中には、日本軍に連行され、「軍」慰安婦にされる者もいた。

戦地には慰安婦も送られたが、それには朝鮮人が多かった。

第一学習社
  • 日本史A

朝鮮人を中心にした多くの女性が慰安婦として戦地に送られた。

  • 最新日本史

記述なし

【引用:産経新聞デジタル2014.9.13】

産経新聞の取材に、清水書院などは「吉田証言をベースに記述してないので訂正する予定はない」とコメントし、第一学習社も「事実のみを記述しており、現時点では訂正は考えていない」という。朝日新聞の誤報を受けて報じた韓国メディアそっくりである。それから人種別慰安婦では日本人女性がもっとも多かったはずだが、このことはどの教科書にも触れてない。これもなんだか恣意的である。

ふつうの大人たちが常識的に「怪しい」と思うことを、教科書ではいまだに教え続ける「従軍慰安婦」問題。かつて、社会主義国家がおこなった洗脳教育はまず子どもたちからだった。そして事実を知るジャマな大人たちは消していく。中国の文化大革命や、先日書いたカンボジアポルポト政権の自国民大虐殺をみてもそうだ。

死人に口なし

「日本軍による従軍慰安婦の強制連行」なるものが広まったのも戦後まもなくでなく、当時のことを記憶する多くの人々が老衰で亡くなってからだったのは偶然だろうか?

さらなる検証を期待したい。

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2 件のコメント

  • こんばんは。
    もうひとつのブログの子どものなおきんさん(の写真)、とってもかわいいですね。ちびきちくんにも癒されますが、子どもも癒してくれる存在ですね。
    客観的で正しい史実に真摯に向き合い、子どもたちに誇りをもって未来に向かって進んでもらえるように導く責任が大人にはありますね。歴史教科書にそれらは反映されるものと思います。
    70年も自国民にも他国民にも銃を向けることなく大国になった日本を誇れるようになれるか、今回再興?した慰安婦問題への対処の在り方が日本人に問われているように思います。
    これからも、私たち読者に「お題」を投げかけて」くださいね。大変かもしれませんが、いつもありがたく思っています。

  • くれないさん、一番ゲットおめでとさまです。このごろコメント欄がさびしくて記事更新の意欲がそがれ気味。だからとってもうれしいです。これからも「お題」をふらさせていただきますね!

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    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。