漢字でわかる似ている言葉

f:id:naokin_tokyo:20140902232001g:plain

イラ写の文章はできるだけ漢字をつかわないようにしている。個人的にひらかなが好きであることと、文章をやわらかくして読みやすくしたり、たとえ内容が暗くかたくてもやさしくとらえてほしいという思いからである。けれどもひらかなだけだと、同音異義語などでどうしても解釈にまよったり、定義があいまいになる。あえて漢字を使うときはそんなときだ。

ふだんあたりまえのように使う漢字だけど、似て異なるものも多い。わかっているようで、実はわかっていなかったこともある。

思いつくままに紹介してみると・・・

かげ

f:id:naokin_tokyo:20140902232033g:plain

  • 光があたった反対側の暗いぶぶんが「陰」
  • 光によって映しだされた形が「影」

こわい

f:id:naokin_tokyo:20140902232058g:plain

  • だれでもこわいものが「恐い」
  • 自分だけがこわいものが「怖い」ぼくがカタカナで「コワい」と書くのは後者の意味でつかうことがおおい。

とくちょう

f:id:naokin_tokyo:20140902232117g:plain

  • ほかと比べて目立つところが「特徴」
  • かつ、長所でもあるのが「特長」

はね

f:id:naokin_tokyo:20140902232134g:plain

  • 鳥のからだについているのが「羽」
  • 鳥から離れているのが「羽根」

まぜる

f:id:naokin_tokyo:20140902232409g:plain

  • まぜても区別がつくのが「交ぜる」
  • 溶けるなど区別がなくなるのが「混ぜる」。

まち

f:id:naokin_tokyo:20140902232530g:plain

  • 住宅地など整然としているのが「町」
  • このうち商店街などにぎわっているのが「街」

まるい

f:id:naokin_tokyo:20140902232539g:plain

  • 球体は「丸い」
  • 円形は「円い」

せいさく

f:id:naokin_tokyo:20140902232550g:plain

  • アートなどクリエイティブなものをつくるのが「制作」
  • 実用品などをつくるのが「製作」

・・などなど、書き出すととまらない。
なまじ同じ発音だからまぎらわしい。ぼくなんて「とくちょう」を間違って解釈していた時期が実はかなり長くある。デメリットも含めて「特長」などと書いていた記憶があるから。大人でもまちがいやすい漢字は多いもの。だのに、なかなか恥ずかしくて人に聞けないのが大人の特徴。でも知らないでまちがうほうがよっぽど恥ずかしいですよね。

文章を書いているうち、そんなことをしみじみ思ったりします。

おしらせ

じつはなおきん、もうひとつブログをやってます。イラ写にくらべ、どちらかといえばより生活臭のあるお気楽なブログです。そしてぼくの、より本音ベースの内容ともいえます。PC-WEBでは右サイドに「なおきんブログ」という場所でリンクが貼られているんですが、イラ写をスマホでご覧いただいている方にはもうしわけないんですが、リンクそのものがありません。そんなわけで本文でリンクさせていただきました。よろしければどうぞ!

広い世界の拾いもの

6 件のコメント

  • あはは、サダコってうちの母の名前。
    でもね、全然怖くないの、よわっちくてとてもやさしいのよ、病弱だけどなぜか長生きしてます、生きててくれるだけで嬉しい(^^)
    サダコって何?と思って今検索してみたんですけど、おばけのサダコっているんですね、知らなかった~。
    なおきんさんのお母様は怖いんですか?笑。
    今日もお勉強させていただきました♪

  • やさしく、やわらかいの、好きです。取っ付きにくくて難しくて、面倒、でも深い、そういうのも好きです。

  • risaさん、一番ゲットおめでとさまです!すみませんサダコ(貞子)は一般的に知れ渡っているものと思ってました。「リング」が上映されていた当時はドイツ在住だったのでまったく知らなかったのですが、香港に移住したときに流行(香港でも)していたので知ることとなりました。ちなみにうちのオカンは怖かったです。友達も「おまえんとこのオカン、怒ると怖いな」といってました。ってことは「恐い」なのかな?

  • もぐさん、おひさしぶりです!ぼくは「ひらかな」にそうした優しさややわらかさ、深さを感じます。人に話すとき「ひらがなで話せ」と教わったことがあります。そうすると一語一語しっかり話す意識づけになると。同音異義語を文脈と発声だけで識別させるわけですから、なるほどと思いました。

  • その漢字を書く機会があるたびに、「あれ?どっちだろう?」と思いながらも調べずに、ま、いっか、多分こっちで、と書いて間違ってたものがこの中にありました。
    いまさらながら恥ずかしく思えてきました。
    イラストとセットでここで覚えることができました。
    意味を考えながら。
    ちゃんと知るって楽しいですね♪
    なんだか、もっとないかなって調べたい衝動に駆られてきました。
    今度、どっちかな?って迷う漢字があったら、ちゃんと調べて、なおきんさんのイラストもどきと、違いを分かりやすく頭の中にイメージして記憶しておこうと思います♪
    ありがとうです。^o^

  • はてなさん、挿絵になってんのかなこのイラスト?とか自分でツッコみながら、それでも楽しみながら描きました。記憶に役立つととってもうれしいです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。