旅に必ず持っていくものとして、デジタルカメラとパソコンがある。これにペンタブレットをつないでは旅先でイラストを描くのだけど、アルジェリアにはパソコンとペンタブレットをやめ、iPad miniだけを持っていった。これが正解。荷物がだいぶ軽くなり、フットワークが増した。といいたいところだけど、かさが減ったぶん、ラマダン対策の持込み食料が代わりに荷物となった。
それはともかく
旅に欠かさないものがある。
それがトップ写真のノートパッド。
過去30年くらい、実にいろんなメーカーのものを使ってきたけど自然とRollbahanに戻ってしまう。ロゴがルフトハンザドイツ航空のものに似てるし、名がドイツ語(滑走路の意味)なので、ドイツ製だと思っている人も多い。ところがどっこい日本製である。このキメ細やかな仕掛けやカラーバリエーションはドイツ人には無理である。ノートの終わりにはビニールポケットが5枚ついてて、これがまた便利。チケットの半券やチップ用の小額紙幣、パスポートのコピーやビザ用の写真など、もろもろ入れておける。
リングノートなのでパタンと広げ手を離しても閉じないし、表紙が分厚いので乱暴に扱っても折れない。立ちメモ時では下敷き代わりになる。ミシン目が入っているからサッとちぎって相手にメモを渡したり、置きメモになる。デザインもかわいいが、なにより実用性あってのデザインだ。
▲ ちょっとした時間にさっとラクガキ(隠し撮りの様子)
▲ ぱぱっと似顔絵を描いて、ビッと切り離してその場でプレゼント(これは失敗のものなのでノートに残っている)
それから、財布代わりのシークレットポーチ。
ぼくは経験上、旅行先へは財布を持ち歩かないことにしている。財布のためのバックがいるし、ポケットにつっこみ、端っこがのぞいていては「盗ってくれ」と言っているようなもんである。100円ショップにあるようなものから革製のものまでいろいろつかってみたが、この「地球の歩き方シークレットポーチ」は、さすが旅行体験者の声を集めてこしらえただけに完成度が高いように思う。薄くて軽いうえ、装脱着も自分では外しやすく、他人からは外しにくい。色もベージュで薄着の、たとえばTシャツの下に巻いていてもほとんど目立たない。つけていることを忘れてしまいそうである。
▲ あの「地球の歩き方」がプロデュースしたシークレットポーチを愛用(2000円)
ぼくはポケット部分を横に位置させるので、硬いICカード入りパスポートはちょっと入りづらく、別に携帯している。また、寒い地域ではホッカイロを入れて腰の上に当たるよう位置させてもいい。以前、これをみたウクライナで泊まったホテルの人が「それはなかなか安全そうだね」と褒めてくれた。
使うほどにヨレてくるので、よりフィット感が高まる。汚れてくることでますます目立たなくなるのもいい。
まあ見てくれは悪いけどね。
旅先でカッコつけることもないし。
今日のひろいもの 『ティレルのチップス』
ラマダン中のアルジェリアでは、おやつも食べれず口さみしい日々を送っていただけに、トランジットのドーハ空港でこれをみつけた瞬間、歓喜のあまりむせながらも、むさぼるように食べてしまいました。ああ、なんて中途半端な辛さ!これぞイギリス!という感じがほとばしります。厚切りポテトのがりっとした食感がまたいい。英国のじゃがいもは味が日本よりちょっと甘目なのが特徴。デザインもバリエーションがあって洒落てます。日本では成城石井や高級コンビニで手に入るようです。ぜひトライ!
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