iPhone5Cは悪い夢のように中途半端だ。
高くはない。でも、安くもない。
ほんとうはiPhoneを使ってみたいが予算の関係で安価なアンドロイド端末を使うユーザーを受け入れるための戦略商品なのだろうけど、これははたしてニーズの受け皿になるんだろうか。あの5種類の色もなんか気に入らない。中国メーカーによるニセモノかと思うほどだ。カラバリより価格を下げ、300ドルくらいで買えるようにすべきだったろう。でもそんなのアップルがすることじゃないような気もする。2つのラインアップが必要なら、5Sの他にさらに上位機種をだして欲しかった。わくわくするようなAppleマジックは過去の産物でしかないのだろうか。
日本ではDocomoからも売り出すという。「遅きに失した」などともいわれるが、Docomoにだって都合があったのだ。そもそもアップル社の条件が厳しすぎた。独占販売権をやるから研究開発した技術を全部よこせと迫られたとも聞く。Docomoにしてみればメガネのブリッジを持ち上げながら「バカも休み休み言いたまえ」と言いたいところだったろう。まだiPhoneが日本で受け入れられるかどうか分からなかった2008年のこと。こんな条件、とても飲めない。
3キャリア全てでiPhoneが売りだされたとなれば、道行く人のほとんどがiPhoneをいじっている光景が見られるかもしれない。それってなんだかなあ、と思う。「あなたのとは違うんです」と言ってみたって、違いはケースの色くらいしかない。まるで共産主義国のようじゃないか。毛沢東時代の赤い手帳のように。このごろはスマホより、ガラケー使っている女性がかっこよくみえる。
iPhoneは、初期モデルから最新の5Sまでに処理速度が40倍も向上しているという。iPhoneが日本で発売されたのはほんの5年前である。では東京オリンピックが開催される7年後の最新iPhoneはどんなだろう?ていうか、iPhoneはまだ新製品を出し続けてるんだろうか?と、そんな不安をよぎってしまうほどの、iPhone5Cにはガッカリでした。
ではiPhone5Sはどうか?
CPUはよくなった。だけどほかは?
指紋認証?あとはカメラの性能がよくなったくらいか
カメラだったら、これがいい。
スマホと連携したレンズカメラ。
久しぶりにSONYらしい商品!
いろんな新しいことができそう。
▲ SONY QX100 iPhoneとカメラはWifiで接続。装着しても、切り離しても使えます。
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