仕事の能力が低いひとは、自信もないしすることもないので、しているふりをする。するとたいていしかめつらになる。それでしているつもりになる。まわりは声をかけにくくなる。するとますます仕事がなくなる。仕事がなくなると能力の使いみちがなくなる。使わないと能力はますます低くなる。ますます会社の「要らないひと」になる。
悪循環は、しかめつら。
これをやめて、笑顔にかえる。
たいへんなときも、笑顔。
ひまなときも、笑顔。
そして
してなかったあいさつを、する。
相手の目を見て、あいさつをする。
日本人も、ドイツ人も、イギリス人も、フィリピン人も、フランス人も、アルジェリア人も、香港人も、ベルギー人も、オランダ人も、アメリカ人も、中国人も、トルコ人も、女の人も、男の人も、ぼくの知っている人で仕事のできた人はみな、あいさつがうまかった。まるで申し合わせたかのように。
人が人を評価するのは、とてもむつかしいけれど、あいさつができる人とできない人を見分けることは簡単だ。もしかしたらあいさつはできていても、仕事はできないかもしれない。でも、笑顔であいさつができる人を、他人はほうっておかない。笑顔でいるひとには人を接しやすくさせる。仕事も能力もやってくる。やってくれば能力もつく。同じレベルの仕事なら、次にはできる。できればさらに高い能力の仕事ができる。そんなひとに、仕事をしているふりをするひまはない。しているつもりになることもない。ほのかに自信がうまれる。自信は笑顔をつくる。笑顔は、顔を合わす次のひとの笑顔になる。
春はいろいろ新しいですね。
新しいということは変えるチャンスでもあります。
自分を変えたかったら、春の、いまがいいですね。
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