新年が明けたばかりのこのごろは、自分を変えたいと思う人にとっては良いチャンスだ。闇が去り明ける。だから年は「開けた」でなく「明けた」と書くのだろう。どう自分を変えるかは自身で決めるべきだが、方法なら先人が教えてくれている。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
マザー・テレサの言葉だ。
映画『マーガレット・サッチャー』で、主人公もこのことを口にしていた。「思考が言葉を作り、言葉が行動を作る・・」 偉人とぼくのような凡人の差は、きっとこのあたりにあるのかもしれない。ふだんから自分を客観的に眺める視座をもっているのだろう。
このごろ愚痴っぽくなった。
とあなたがいま気づいたなら、それはとてもラッキーだ。このまま「イヤな目にばかりあう」と言い続けていたら、これからもイヤな目に取り囲まれる毎日を過ごしていたかもしれない。あらゆることが自分を貶めていると。そうだとしたら日々の意識と心のあり方について、さっそく変えてみたい。世界はいろんな手段であなたと共鳴したがっている。「イヤなこと」で共鳴すれば、イヤなことで返ってくる。
思考に気をつけよう。
ひと呼吸おくことを心がけよう。
そのように思う人間にあなたはなるのだから。
最後にマザーテレサの言葉をもうひとつだけ。
この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。だれからも自分は必要とされていない、と感じることです
どうか素晴らしい一年を!
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