不器用な2012年が終わり、2013年が明けた。
うかうかしているとあっというまに今年も終わる。人生だって終わるかもしれない。気の向くままお気楽に生きていたいが、なかなかそうもいかないのが実情。
あなたと同じように今年、ぼくにもいくつかの「やるべきリスト」がある。そのひとつひとつを紹介してもしょうがないので、あえて「やらないこと」を3つほど決めた。何をやらないかというのは、何をやるべきか以上に大事なことだと思う。人間は「習慣」という自動操縦装置が備わっている。意識してないと、こいつに望まぬ方向へ運ばれてしまうのだ。
1.集めない
つい、あれもこれもと集めてしまいがちなのが情報やモノ。 ともすれば、集める、その事自体が目的になりがちだ。時間も空間も限りがあり、自分の自由になるそれらはさらに限定的だ。ひとつ手に入れたらひとつ捨てる。そんな心構えで取捨選択する。2013年は去年より身軽でシンプルに暮らしたい。集めずとも、必要なものは自然と集まってくる。
2.怒らない
もともとあまり怒らない性格だからか、たまに怒れば後味が悪い。怒りや憎しみは相手に向けているだけじゃない。自分に対してもだ。傷つけ、傷つく。怒りは心身を蝕む毒だ。年を追うごとに「このくらいじゃもう怒りがわかない」というのは、数少ない成長領域のひとつである。そもそも「怒りやすい人」のまわりには人も情報も集まらない。弱さが寂しさを生む。悲しいことである。
3.サボらない
齢経るほどに、だんだんと叱られなくなる。世の中を知るほどに、要領を得やすくなる。だから「少しぐらい」とサボってもだれからも何も言われない。習慣が人を作る。サボる自分を甘やかすことが習慣になれば、時間を経るほどにひどい人間の出来上がりだ。脳をサボればボケるし、筋肉をサボればたちまち太る。あるいは貧弱になる。そうならないよう自分を管理する。でないと、他人に自分を管理されることになる。仕事も遊びもプライベートも。
なんだか挿絵とテキスト内容があっていないような気がするけど、まあ勘弁して下さい。
それでは素晴らしい一年を。
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