話の切り口が上手い人がいる。
フランス人なんか、全員そんな気がする。
以前一緒に仕事をしていたゲイのフランス人によれば、子供のころから「ほかと違う意見をいうこと」ばかり練習させられていたそうである。先生が教壇にバラの一輪ざしを指差して、生徒のひとりひとりに「これは何か?」ときく。前の子が「バラです」と答えていれば次の子からはそう言えない。20人目の子供が答えるころには、もはや原型がないくらいの表現になったそうだ。「女装したお父さんが口にくわえ、パンツに隠すものです」
話の切り口については、イラ写を書くようになって意識するようになった。つくづく自分にその才覚がないことも。自分なりの目線は大事だけど、自分を見る相手の、ちがう立場の人間の、それぞれの目線になりすましたり。
犬と遊ぶときは犬の目線になったり・・
▲ ソファからかけおりるうしろ姿
▲ おもちゃ@クリスマスバージョン
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