寝室や書斎では冷房をつけない。
スイッチのことではない。エアコンそのものが部屋にないのだ。貧乏はときに地球にやさしいが、まあカラダにもやさしい。ちびきちが留守番する居間にだけ、エアコンがある。真夏でもあの毛だから、これは我慢しろというのも酷である。
そのようなわけで、夏はもっぱら扇風機が大活躍。家じゅう持ち歩くから、コードレスで使える「グリーンファン・ミニ」は大助かりだ。風がやさしく、消費電力も信じられないくらい少ない。
もうひとつ大活躍なのが、ハッカ油。
ぼくは夏場でも毎日バスタブにつからないと疲れが取れないのだけど、夏場はさすがに暑くて困る。けれどもこいつを2・3滴たらせば、たちまちミント湯に早変わり。これでもうびっくりするくらい涼やかな入浴になる。量をまちがえると凍え死にそうになるから注意が必要だけど。香りもよく、呼吸が深まる感じがする。涼しくても、これなら新陳代謝も活発なままだ。
朝のシャワーでは、シャンプー液にハッカ油をちょっとたらして頭を洗う。スカッと目が覚め脳がしゃきっとする。シャワーで泡を流すときにカラダ全体にミントが広がって、きもちよく涼しくなる。昨年あたりから売りだされた「ひんやりローション」の元祖である。清涼感が続き、顔から吹き出る汗も抑えられるのもいい。女性ならメイクもしやすいのではないかと思う。まあ制汗剤というわけにはいかないだろうけど。
あと、外出直前には水で薄めたハッカ油をシャツに霧吹きでスプレーする。襟もとや脇の下部分に吹きかけるといいみたいです。駅まで歩くにせよ、汗だくになりにくいし、なっても電車の冷房であっというまに乾く。消臭・殺菌効果もあるんだそうな。それから虫よけにもなるので、一石三鳥。ポイントはいちどエタノール(消毒溶液ですね)で割ってから水で薄めると、分離を防ぎ、均等に混ざるようです。
今年は9月に入っても暑い日が続くそうだから、ハッカ油はまだまだ活躍しそう。なにしろ安い。ひと瓶およそ600円くらいで、毎日使ってもひと夏もつ。
でも原液はそれなりに強いから、
とにかく分量にはぜひ注意を、ね。
■ きょうのちびきち
▲ オモチャ箱に顔をつっこみ、今日のお相手を選んでるとこでございます。選ぶのはきまってボロボロのやつなんだけど。
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