おなかがすくのはね、幸せな証拠なのよ
まだぼくが小さかったころ
大好きだった叔母からそんなことをきいた。
何十年たっても、いまだに思い返すコトバ。
叔母はとうにわすれていたらしいのだけど。
このごろは
誰かに きょうなにが食べたい? ときかれ
なんでもいい と答えてしまう自分を残念に思う。
なんでもいい食べ物なんて、この世にないのに。
忙しさにかまけて、
朝も昼も食べない日がある。
いつもお腹がいっぱい
という日もある。
満たされてれば、それでしあわせか
というものでもないのだろう。
それより
ほどよくおなかがすいていて
なにが食べたいか、ちゃんとわかってる
こういうのが、しあわせなんだと思う。
もちろん
あくまでも「ほどよく」だけれど。
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