朝、書こうとした記事を
夜、書き始めるとすごく陳腐に思え、やめる。
再び朝、やっぱり書こうと思うのだけど
再び夜、書き始めるとやっぱり陳腐に思えてしまう。
逆もある。
夜中書き上げた記事を、翌朝読み返してボツにする。
そんなふうに記事をアップしなかった日が
過去、なんども何度もなんども、ある。
更新されない日が2日以上ある場合、そう思っていただいていい。
ああ、またひとつボツになっちゃったんだな、と。
よく記事をボツにするということを書くので
「どんな記事がボツになるんですか?」と訊かれることもある。
説明するのも骨が折れるので、参考までにひとつ紹介。
この記事は夜中に書いたものを、朝、ボツにしたもの。
消し忘れて、Evernoteに残っていた。
ゴミ箱から拾い、
くしゃくしゃの紙を広げてみるように
載せてみました。
ボツ記事:ロシアンルーレット
電車の中で意外と目立つのが「鼻をほじっているひと」だ。
もちろん(というのも悲しいが)オジサンが多い。
ほじった指を
まさかのおしゃぶりで周囲を嫌な気分にさせる。そういうひとはたいてい
本や新聞を読んでいたり、
スマートフォンでアヤシイ動画をみていたりと他のことに夢中で、
自分が鼻をほじっていることなどぜんぜん意識していない。
知らないほうが本人にとっては幸せだろうが、
周囲にとっては心穏やかではない。
ほった鼻くそがそのまま指についていたりするからだ。
丸める人もいる。丸める理由は多く知られるところだ。
指で弾きやすくするためである。周囲の緊張感は高まる。
ほじる、丸める、そしてはじかれる。
自分のところに飛んできませんように・・
まるでルシアンルーレットのようである。
たったまま寝ている人も多い。
お疲れなのだろう、まだ朝の通勤ラッシュである。
今日は一日が長く思えることだろう。今朝の「立ったまま寝ているひと」は若い女性だった。
ぼくの左斜め前で立ったまま眠っている。
アゴが上がり、口は半開き状態。
申し訳ないが、相当マヌケ顔である。
ていねいに化粧をされているのがむしろイタイ。
電車が揺れた瞬間、さらにアゴが上がる。
さらに口が開く。
誰かが弾いた鼻くそが、そこに入りませんように。
以上。
さすがボツ、ひどいもんですね。
ていうか、
次回からまた心を入れ替えて記事の更新、がんばります。
いってらっしゃい!
▲ ちびきち見送りのスフィンクス・ポーズ
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