こんにちは、なおきんです。
おかげさまで、香港から続いている『イラ写(香港イラスト写真日誌&東京イラスト写真日誌)』は開設以来、本日をもって満6年、ついに7年目に突入しました。「6周年」というと、5周年や7周年よりもなんだか地味な印象を受けちゃうもの。やっぱり記念日というのは奇数のほうが栄える、ってことなんでしょうね。
でも個人的な感想をいえば、始めたことが続けられなくなるのって、奇数年めより偶数年めのほうが多い気がします。このブログにしても「もうそろそろ潮時かな」と思ったのは2年め、4年め、そして6年めでした。6年めである昨年の8月、休止宣言をしたのは記憶に新しいところです。だから5周年より、6周年のほうがぼくにとっては意味がありました。
ともあれ、ここまで続けられたのも、今日もここにきていただいたあなたのおかげだとあらためて思います。本当にありがとうございました。
この一年でネットの状況がだいぶ変化してきました。
これまでのPCとケータイに加え、iPhoneやアンドロイドなどのスマートフォンからのアクセスが増えました。Twitterが台頭したり、Facebookが話題になったりと、相対的にブログがやや影が薄くなった感じがしないでもない。でもその一方で、パーソナルメディアとしてしっかりと世の中的に定着したようにも思います。初めてブログ開設しましたってな人はそれほど多くない代わりに「試しにやってみたけど自分には合わなかった」という人たちはとうに辞めてるから、比較的長く続けているアクティブブロガーたちが多い。読者もだいたい定着していて、どのブログも安定したアクセス数を維持している。このイラ写がまさにそんな感じです。
イラ写の読者数は過去5年間、ほとんど変わりません。
もちろん読者の入れ替わりはそれなりにあるのでしょうけど、訪問者数はほぼ同じ。まるで席数があらかじめ決まっているかのようです(36,000人ぶん)。立席はなし、ってとこですね。やっぱりイラ写はお店なんだなあ、と再確認。とくに宣伝もせず、テレビでも騒がれず、知る人がそっと静かにやって来る、そんなお店です。
外装(ブログデザイン)も開店以来(あえて)ほとんど変えていないから、忘れたころに立ち寄られた方も「ああ、まだあるよこの店」と認識していただけるはずです。
ブログを更新し続けることで、ぼくはとにかく日頃のインプットの質についてこだわるようになりました。同じニュースを必ず複数の媒体で確認するようになったし、聞きかじりでなく自分で試すようになりました。それから情報を鵜呑みではなく「なぜ?」「つまり?」などと自分なりに咀嚼し、「相手の言葉で話す(伝わるコトバを使っているか?)」「読む人の頭で考える(理解してもらえる文節か?)」よう心がけています。
しっかりとしたアウトプットをしようと思えば、インプットの質もまた高めようという気になるもんですね。これはほんといい機会になりました。まあ、よいアウトプットかどうかはともかくとして。こうして続けさせてもらえるのも、あなたのおかげです。
そんなわけで7年めに突入したイラ写ですが、引き続きなかよくしてやってくださいね。あ、それから一言でいいのでコメントとかいただけると、やっぱりうれしいです。お返事は遅くなったりしますけど、楽しく読んでます。
それでは今日もごきげんよう!
たいへん長らくお待たせしました。コメント返しは音声ブログにてアップしました。60分に及ぶロングバージョンです。ふふふ。ここまでひとりしゃべくってると、瞑想の境地に入れます。ばかみたいですけど。
最近のコメント