プロフィールとプロファイル、
はて、どちらが正しい「自己紹介」にあたるんだろう?
などと考えてしまうこと自体すでにアウトなんだけど、ぼくはこの自己紹介というのが大の苦手である。
ちなみにプロフィールはフランス語でプロファイルは英語。
たまにプロファイルのことを「研究結果」などと称するむきもあるけれど、個人的にはちょっと違和感がある。 むかしの日本では、英語よりも独仏語のほうがカッコいい!という風潮があって、 外来語はまず仏語系が広まり、やがて英語に代替されていったのだろう。 アベック(仏)が、後にカップル(英) に言いかえられたり、ヤッケ(独)がすたれてジャケット(英)になったのもこんな具合だ。
話がそれた。
苦手だと、つい話がそれがちだ。
気づいている人も多いだろうけど、イラ写に登録しているぼくの自己紹介文は twitterのアカウント以外、もう5年も変えていない。 これはいささか問題ありだとは思うんだけど、ついついアップデートしそびれている。 プロフィール写真も若干古い。 まあ子供じゃないんだから、そのくらいの年月では顔はそれほど変わんない(と思う)し、 身長も体重もあのころとほぼ同じである。
自己紹介文を書くのも苦手だけど、話すのはもっと苦手である。
なにごとも対象が「自分」になるとつい後回しにしたくなるし、 どちらかといえば「それよりあなたのことを聞かせて」というタイプである。
twitterやFacebookに代表されるように、ここ数年は「自分ブランド」を数値化する風潮も見られる。 「twitterで1万人フォロワーがつきました!」とか「Facebookで世界中に友人が500人います!」とか、そういったかんじだ。
それらはきっとステキなことなんだろう。 自分の人気者ぶりを堪能できそうだし、いざというときに助けてくれる人も大勢いるかもしれない。
でも、だからといってとてもじゃないけど、ぼくは1万人のつぶやきなんていちいち見ないだろうし、Facebookの「いいね!」がいくつあったって心ときめかない。 そういえばmixiやGREEのようなSNSにログインすることもほとんどない。 パスワードだって忘れちゃうくらいに。
リアルでも苦手なら、ネットの世界でも苦手なのだ。
そんなぼくが、じゃあなぜブログはずっと続いているんだろう? とたまに不思議な気持ちになる。 さいきんではポッドキャストまで食指をのばしてもいる。
思えばブログのおかげですいぶん自己紹介が省略できているような気がする。 過去にさかのぼって赤裸々にいろんなコトを記事にしているから、面倒な説明がなくていい。 でもまあさすがに仕事先ではブログの存在を知らせたりはしないけど、なぜかほとんどの仕事仲間が知っていてドキッとする。 取引先の人たちまでもだ。 客先で「ブログ、みてますよ」と言われ、イヤな汗をかいてしまう。
なぜぼくは自己紹介が苦手なのか?
自分なりに分析をしてみると、他の人がする自己紹介にどうも「お手本的ライフプラン」のようなものを嗅ぎとってしまうからかもしれない。
それを先回りして上手に自己紹介するひとはスゴイなあと思う。
あまりうらやましくないけど。
▲ わっはっは、照れちゃうぞ (大阪の某ショットバーにて)
でも、自己紹介が得意な人ってどんなんかな?
▲ 2月にでるらしいです、iPad2。迷っている人は待った方がいいかも? 次回はカメラ搭載だそうな。
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