日々の暮らしのノートブック。
いつしか紙はロディアに、パソコンはマックに
それぞれ変わった。
ぼくがノートをとるときは基本、紙だ。
パソコンを会議室に持ち込んだり、
電車の中で開くことはめったにない。
深い理由はない、単にカッコ悪いからだ。
しばらく『ほぼ日手帳』を使っていたが
いまは『RHODIA(ロディア)』を愛用。
ポケットに入れて持ち運べる携帯性と
さっと書いて、ピッとちぎれるのもいい。
それからなんといってもiPhoneとの相性。
▲ ロディアのノート、普段はカバー付きのものを利用
ぼくはわりとそそっかしいので
書いたメモ書きをなくすことが多い。
「どこかにメモしたはずなんだけどな・・・」
と言いつつ、結局見つけられないのだ。
そんな事故を防ぐために、
とったメモは、すかさずiPhoneで写真を撮る。
それは勝手に『エバーノート(Evernote)』へ。
自動的に遥か彼方のサーバーにも保存される。
ロディア・ノートの紙面サイズは、
iPhoneのカメラにちょうどいい感じで収まる。
▲ iPhoneと並べてみたところ。サイズが近いので等サイズで撮影できる
いまの生活に、エバーノートはかかせない。
あらゆるデータはそこにある。
会議メモ、やるべきリスト、思いつきメモ
ブログ記事、記事ネタ、読書ノート、つぶやき・・
さらに、音声メモ、録画メモ、WEBクリップ、
新聞や雑誌を撮った写真、名刺を撮った写真・・
エバーノートのおかげで
これらが一箇所に集められて保存され、
必要なときに自在に検索できるのだ。
パソコンで、iPhoneで、iPadで。
自宅で、会社で、街で、田舎で、海外で・・
▲ 自動的にサーバーへアップ。写真はパソコンのブラウザーで閲覧しているところ
こうしたツールがなかった時代、
紙のノートは紙のノート、写真は写真、
ボイスレコードはボイスレコード、
ビデオはビデオ、WEBはお気に入りメニュー、
パソコンデータはパソコンデータ
というかんじでバラバラに保存されていた。
さがすときは机の引き出し、本棚、パソコン、
カメラ、倉庫、ひとつひとつ目視で探したものだ。
こういった手間が、過去になりつつある。
▲ iPhoneアプリ版エバーノート(無料)のTOP画面、保存したいデータの種類が選べる
ところでひとはなぜ、
メモを取ったりするのだろう?
カンタンだ。
忘れるためである。
次に行くために、
さっさと忘れてしまうためだ。
身軽でいるための
クラウドコンピューティング。
過去も荷物も、軽いほうが生きやすい。
▲ こちらはパソコン側のノートブック。 外出用にと最近購入した『新Macbook Air 11"モデル』
▲ 速くて長持ち。ハードディスクの代わりにフラッシュメモリーを採用、実質4時間は給電ーなしで動く実力はまさにリアルモバイル
▲ ずらりと並んだ我が家のアップルマシン。わかってますとも。普通、ひとりでこんなにパソコンは必要ありません
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