夢というのはやっかいだ。
持っていないと不安になるし、
持つなら持ったで、ふりまわされる。
ある日、ぼくは夢を持たないことにした。
ていうか、夢を持っていたかどうかあやしい。
目的はある。 目標もある。
目的を達成するために、目標を変更することもある。
夢がないなんて、かわいそう。
ある人がぼくにそういう。
同情してくれてありがとう(そうかな?)
でもかわいそうな人は、ほかにたくさんいる。
たとえば夢を見すぎて、夢におぼれる人たちだ。
1986年のマドンナの初来日公演。
ステージから彼女が日本語で言ったセリフ
「夢はかないます “Dreams come true“」
は、その後ちょっとしたブームになり、
バンド名をそれにしてデビューするものまでいた。
へんな名前・・ そんときは思っていた
そしたら、ずいぶんメジャーになっていた。
「知らなかったの!?」などと呆れられた。
うん、知らなかった。
3年後、自分はどうありたいか?
そのためには、この一年なにをすればいいか?
そのためにきょうはこう生きる。 というのがいい。
このことを夢とはいわない。
夢とはやはり、つかめないから夢なのだ。
だから永遠に追い求めるか、途中であきらめることになる。
だって、つかめないのだから。
「あしたはきょうより、少しいい」くらいがちょうどいいですね
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