こんにちは、なおきんです。
いよいよ年の瀬、2009年も本日を残すのみ。
いかがお過ごしですか?
ぼくはいまホノルルのとある部屋で、これを書いてます。
前回の記事のとおり、ぼくは長い間ハワイを避けてきました。
でも来てみたらあんがい良かった! だといいんですが、
まだ初日なので、実はよくわかりません。
空気がとても気持ちよくて、風の中に独特のいいにおいがする
のはわかるんですが、ホノルルだけじゃただの南国の都市。
とくに感慨深いわけじゃないです。
それより、ここに来た最大の目的は、ここが
かの太平洋戦争の口火を切った『真珠湾攻撃』の場所であり、
当時の面影をどう残してあるのかこの目で見たかったからです。
戦争という時代をぼくたちは歴史でしか見ることができず、
それはとてもとても幸運だったといえます。
生まれた時代が時代だったり、生まれた場所が場所だったら
ぼくもまた一兵士として戦地に送り込まれていたかもしれません。
日々、のんべんだらりと生きながらも、
世界のどこかで今も戦っている兵士のことを、
世界のどこかで戦っていた日本人兵士のことを
ぼくは時おり思い浮かべます。
ともあれ平和で暮らせる毎日を、あたり前の権利のように思わない。
そう自分を戒めるために。
2008年の大晦日を朝鮮戦争の遺産である北朝鮮との国境ですごし、
2009年の大晦日は太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾ですごす。
戦争を思い、平和のありがたみをしみじみ噛みしめながらすごします。
ソウルとハワイ、それぞれ他に過ごし方はあるんだろうけどね。
ではよいお年をお迎えくださいね。
眠れぬまま朝へ、パールハーバーへと
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