ノートパソコン、アイフォーン(iPod)、ケータイ電話、ワイヤレスヘッドセット、デジカメ、電動歯ブラシ、電気シェーバー、ニンテンドーDS・・・
気つけば、ぼくのまわりはモバイルギアだらけである。
それに伴い、充電器やACアダプターの類いも、部屋にオフィスに至る所に散乱している。 たまに使わなくなった古い機種の充電器もまぎれていて、もうどれがどのデバイスであったかわからなくなるほどだ。
だれもがひとつやふたつ、多いひとなら10個以上はこうした充電池(充電式電池)製品があるにちがいない。 今どき充電池なしの生活なんて考えられないのだ。 10年後には「クルマは充電するもの」という感覚だろうし、すでにヒト型ロボットが自分で充電している姿だってみられるかもしんない。
繰り返し充電して使えるバッテリーも、消耗品である。
一定量充電すれば、たちどころに蓄電できなくなる。
使用頻度と充電回数にもよるけど、たいてい2〜3年でまともに充電が出来なくなる。
そうなると買い替えなくちゃならない。
けれども充電池ユニットは意外と高い。 なかでもパソコンの純正バッテリーは特に高くつく。
安いもので1万円、高いものだと3万円くらいする。 少し追加すれば新しいネットブックパソコンが買えちゃうくらいだ。
だからたいていのひとは、慎重に扱おうとする。
「バッテリーは使い切ってから充電するほうがいい」と信じ、無くなるぎりぎりまで使ってから、あわてて充電しているひとも多い。
実はこれ、あまり意味がないです。
むかしのニカド電池やニッケル水素電池ならともかく、さいきんのほとんどのデバイスで使われているリチウム電池には「メモリー効果」がない。 つまり途中で充電してもバッテリーの劣化は起こらないのだ。
それよりバッテリーの大敵は寒さであり熱さである。
充電池をもっとも消耗させるのは、電源アダプターをさしたままノートブックパソコンなどをつかっているときだ。 リチウムイオンは過充電は必要以上に熱を発し、電池の消耗を早くする。
「一年で使えなくなっちゃった」
という経験のあるひとは、電源ユニットをさしたまま使用していなかったかどうかチェックね。
「使用中は電源ユニットは抜いておき、充電完了後は電源ユニットをぬいておく」
これが大事。
どうしても電源をつないでないと安心して作業できないってなひとは、バッテリーユニットを本体から外しておくといい。
充電池は正しく使って、できるだけ長持ちさせたいですね。
減り始めてわかる、バッテリーはなが〜いともだち!
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