”どうしたんだ”
”Hey Hey ベイビー”
”バッテリーはビンビンだぜ”
”いつものようにキメて”
”フッ飛ばそうぜ”
【RCサクセション 雨上がりの夜空に】より
気がつけばこのフレーズが頭の中で鳴っている。
ぼくの場合、「フッ飛ばそうぜ」は「ぶっ飛ばそうぜ」となる。
そんなときはきまって、しょぼくれているときだ。
自分で自分を鼓舞しようとしているのか、
このフレーズが、なんどもなんども、繰り返されるのだ。
どんなに夜寝る時間がなくても
どんなに翌日気の乗らない作業があっても
明日がくるのが楽しみだった。
ところがいまはどうだろう?
「疲れていますね」
まだ出社したばかりだというのに
会社の仲間からそういわれてはっとする。
それも、ひとりからじゃないのだ。
どうしたんだ Hey Hey ベイビー
やる前から、出来ない言い訳を考えている。
そんなヤツらに影響されたのだろうか?
いつものようにキメて
ぶっとばそうぜ!
しょぼくれている場合じゃない。
人生は半分以上終わっているのだ。
ぼくたちは鏡の中の住人ではないし
アルバムの中の存在でもない。
いつでも広げられるように
錆び付かないよう、翼を磨いておくのだ。
日頃から、きちんと。
あごをひき、胸をはり、ぐっと下腹部に力を入れる。
拳を握り、尻をすぼめ、鼻から息を吐き出しながら
3メートル先の電信柱を5秒ほどじっと睨みつける。
いち、に、さん、よん、ご ・・・
うん、
だいじょうぶ。
まだ戦える。
バッテリーはビンビンだぜ
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